こんにちは!高野山のふもとで酒蔵を営んでいるあつおです。
今回は高野山の麓にある紀北唯一の酒蔵、初桜のお酒の魅力とまずは飲んでほしいおススメ3選を紹介します!
かつらぎ町や和歌山県紀北地域のお酒について興味ある方はこちらの記事も併せて読んでみてください。

高野山のふもとはお酒の一大産地だった!?その伝統を受継ぐ蔵元が語るかつらぎ町の酒造り

【おさらい】初桜酒造とは

和歌山県の北東部に位置するかつらぎ町にある初桜酒造。
この地域で生まれた川上酒(かわかみさけ)という文化を受け継ぐ唯一の酒蔵として地域のお米や伏流水を使いお酒造りをしています。

初桜のこだわり

かつらぎ町を含めた紀北地域は昔より和歌山県随一の米の産地であり、特に高野山の麓にある天野盆地(あまのぼんち)では紀州藩を始めとした高野山などの献上米として使われました。
このお米の良さを感じられる昔ながらの気取らない食事に合うお酒造りを目指しています。

地元で採れるお米と伏流水で醸す銘酒

現在は初桜の特定名称酒は天野盆地で育てられた酒米で造っています。
また、水も初桜に流れる和泉山脈からの伏流水で仕込みます。
地元の米に水と現在ではコンテストのために他所のお米を使うことが多くなっていますが、初桜では川上酒(かわかみさけ)を知ってもらいたいという想いから地元を大切にお酒造りを行っています。

地域の想いを伝えるラベル

かつらぎ町には高野山に世界灌漑遺産に登録された小田井用水路(おだいようすいろ)、九度山と多くの文化が混在する地域です。
また、お酒造りも1700年前より神社で行われ江戸時代の用水路の開発により始まりました。
それ以降も和歌山を代表する銘柄も生まれました。
初桜ではそれらの想いを受け継ぎお酒を通して現在も伝えています。

魅力と味わい

初桜酒造の魅力はかつらぎ町やその地域で作られる地元の米を全量使い造る独自のお米の旨みです。
また、初桜酒造で受け継がれる伝統から生み出された製法も魅力の一つでその地に適した建物に道具や機械と他の酒蔵と少しづつ違います。
それらの要素から初桜酒造は米の特性を生かした飲み飽きの来ない食事に合う旨みの光ったお酒造りを行っています。

ぜひ飲んでほしいお酒3選!!

般若湯

高野山麓に位置し、弘法大師に所縁深いこの地で約半世紀前から造り始めた「般若湯」
この地ではお酒の事を「般若湯」と言って頂く習慣がありました。お釈迦様は飲酒を禁じられましたので、おおっぴらにお酒を飲むのをはばかり「般若湯を頂く」となったわけです。
高野山は本来戒律の世界ですが、祖師弘法大師も「塩酒(おんしゅ)一杯これを許す」と申され、厳しい寒さを凌ぐ、病を癒すなどの為なら飲酒も許したであろうと考えられ、「般若(知恵の意)湯」と言って日本酒をいただいておられたそうな。
このような習慣を見聞きしていた先代が名付け、今に続く日本酒です。高野山上へ「般若湯」として秘醸原酒を赤杉の樽に詰めて馬の背に五十丁坂、いろは坂をチャブチャブと運び上げておりました。
伝統の製法を守りながら、現代の嗜好に合わせた上品な味わいです。

初桜

新しい初桜を知ってもらいたい。
川上酒の伝統を継ぐ「初桜」は時代とともに変わりゆくもの。
米、水、技術、風土(環境)それらが紡ぎあって今の川上酒があります。その今を知ってもらいたいという想いから新たな初桜が生まれました。

酔人日

かつらぎ町の帯庄酒造合資会社が昭和元年(推定)に醸造の川上酒の顔とも言われたお酒の銘柄です。「県外へのお土産として和歌山県庁が使っていた」「1900年に開催されたパリ万博で出品されていた」などのエピソードがあります。
帯庄酒造合資会社の廃業で「酔人日」は幻の酒となりましたが、紀州川上酒再興のシンボルとして当社が引き継ぎ、開発を重ね、復刻版「酔人日」として蘇らせました。原料として高野山の麓、天野地域で育てられた山田錦を40%まで磨き、川上酒伝統の手法で酔人日を醸造しました。
「華やかであるが落ち着きのあるスイトピーのようなお酒」奥ゆきのある旨みに華やかであるが落ち着きのある香り、米の旨味が広がる濃醇な味わいです。

まとめ

本日は高野山の麓で造る初桜酒造の魅力について紹介しました。
長い時間のなかで様々な話が生まれ江戸時代に発展した紀北地域。
また、高野山や九度山、キャンプなどでかつらぎ町を訪れた際にはお立ち寄りください。

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