こんにちは!高野山のふもとで酒蔵を営むあつおです。
今回はお酒造りに最も大切な免許について紹介していきます。

かつらぎ町や和歌山県紀北地域のお酒について興味ある方はこちらの記事も併せて読んでみてください。

高野山のふもとはお酒の一大産地だった!?その伝統を受継ぐ蔵元が語るかつらぎ町の酒造り

日本酒の免許について

皆様の中には日本酒などのお酒を造ってみたいと思う方いらっしゃると思います。
まず、日本酒を造るには清酒製造免許が必要でこれがないと製造できません。
現在は新たな取得方法も生まれていますが日本酒などの一部の免許は入手が極めて難しいです。
また、それ以外にもワインやどぶろくなどお酒を造る免許は様々あります。

お酒の製造免許一覧

お酒の製造免許は17種類あり、それぞれの分類は以下の通りになります。

醸造酒類 
・清酒(日本酒)
・果実酒
・その他の醸造酒

発泡性酒類 
・ビール
・発泡酒

蒸留酒
・連続式蒸留焼酎
・単式蒸留焼酎
・ウイスキー
・ブランデー
・原料用アルコール
・スピリッツ

混成酒類
・合成清酒
・みりん
・甘味果実酒
・リキュール
・粉末酒
・雑酒

特区によるお酒造り

このように酒類に関する免許は多岐に及び、それぞれに取得できる難易度が代わっていきます。
特に日本酒が製造できる清酒製造免許は取得が難しく、一方で地域活性化の背策などにより特区によるお酒造りは広く進められています。
日本酒の親戚にあたるどぶろく、ワインやビールなどの海外をルーツに持つお酒や和歌山県では梅酒の特区があり、初桜酒造にも特区で梅酒を造りたいと相談に来られる方もいらっしゃいます。
また、日本酒についてもBP(プライベートブランド)で展開したいとベンチャー企業と酒蔵が協力して新しい価値を持ったお酒も造られています。

日本酒の製造免許の取得は以前、難しい現状

清酒(日本酒)を含めたいくつかの製造免許の取得は現在も難しいです。

・一部の投資家や富裕層が休業中の蔵を買い取ってお酒造りを始める。
・地域おこしの一環で自治体が廃業した蔵を使ってどぶろくなどのお酒を造り販売している

などの話を噂で聞きますが確証は得られていません。

また、現在は新たな制度として「輸出用清酒製造免許」が生まれ、いくつかの新たな酒蔵が誕生しています。

じゃあ、お酒を売るのは?販売に関する免許について

では、造るのではなく販売だったどうでしょうか?
こちらについても店舗で販売する、ネットで取り扱うなどの様々な用途に合わせた免許があります。

販売免許一覧

・一般酒類小売業免許
販売場において、原則としてすべての品目の酒類を販売できます。
ちなみに初桜酒造を含む多くの酒蔵はこの免許を所持。

・通信販売酒類小売業免許
2都道府県以上の広範(こうはん)な地域の消費者を対象として、インターネット、カタログの送付等の方法により一定の酒類を小売りすることができる。
なお、販売できる酒類は、次の二つに限定。
・課税移出数量が3,000kl未満の製造者の製造する国産酒類
・輸入酒類
ちなみに最近、日本酒などのお酒を売りたい方が取得しているのがこの免許です。

・特殊酒類小売業免許
酒類の消費者等の特別の必要に応ずるため、酒類を小売りする。

上記以外にも酒類卸売業免許などもありますので、ご興味ある方は調べてみてくださいね!

まとめ

本日は日本酒を含むお酒に関わる免許について紹介させていただきました。
お酒は古来より神様に捧げるものとして大切にされる一方で酒税など大切な財源の一つでもありました。
また、アルコールを製造する現場には危ないものも多いので製造する免許が取得しずらいのではないかと私は考えています。

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