こんにちは!高野山のふもとで酒蔵営んでいるあつおです。
今回は温めて美味しい燗酒について紹介していきます。

かつらぎ町や和歌山県紀北地域のお酒について興味ある方はこちらの記事も併せて読んでみてください。

燗酒とは?

まず、始めに皆さんは燗酒と言われてたらどのようなイメージをお持ちでしょうか?

・飲んだことない。
・おでん屋でおじさんが一杯ひっかけてる
・日本酒の匂いがツーンと鼻の中にひびく
などなど思い浮かべるかもしれません。

しかし、燗酒は昔から多くの人々に愛され多くの効果があると言われています。

・温度帯により味わいが代わり、合う料理の幅が増える
・日本酒の角が取れて飲みやすくなり、甘く優しく感じられる
・冷酒よりも人の体温に近くなるので、酔いが早くまわり翌日に残りにくい

このように燗酒には色々な知られていない事もありますので、ここでは初桜酒造のおすすめの飲み方などを加えた話をしていきます。

燗酒の楽しみ方

燗酒は温度によって様々な名前があります。
人肌(30~40℃)の日向燗(ひなたかん)に人肌燗(ひとはだかん)、ぬる燗。
それ以上の温度帯に上燗(じょうかん)、熱燗(あつかん)、飛びきり燗(とびきりかん)と続きます。
本日はこの人肌の温度に近い「ぬる燗」と「熱燗」の2つに分けてそれぞれに適したお酒の選び方を紹介します!

ぬる燗におすすめの日本酒 純米吟醸、本醸造

お酒は温めることでアルコールの吸収が良くなる。
温めることで角が取れ、優しい味わいに変化する。
後、本来温めることに適さない純米吟醸も日向~人肌燗の30℃前後の温度で楽しむことができます。

熱燗におすすめの日本酒 純米、山廃造り、生酛

ぬる燗をより温めた熱燗は猫舌の方にはおススメできませんが、ぬる燗よりも香りが広がり体がポカポカしてきます。
また、ぬる燗と同様にお酒の角がとれ優しい味わいに変化していきます。

この温度帯でぜひ、試してもらいたいのが生酛や山廃仕込みのお酒。
常温や冷では飲みずらい味わいが燗することで優しく美味しいお酒に代わります。
猫舌の方はぜひ、燗冷ましに挑戦してください。
燗したお酒を常温で置いて冷ましてから飲む方法で燗冷ましも一度、燗しているので燗酒と同様に優しい味わいになっています。

初桜おススメの日本酒3選 燗酒編

高野山般若湯 純米

世界遺産、高野山。
真言宗の総本山である本山では戒律から僧侶はお酒を飲むことができず、お酒ではなく般若湯(はんにゃとう)という隠語を使って飲んだと言われています。
これは高野山の厳しい寒さを凌ぐためで当時よりお酒ではなく薬として「般若(知恵)の湯」。つまりは知恵を育む飲みモノとして考えられました。

そのような逸話が残る高野山般若湯の純米酒は熱燗に最適です!
この冬に、または夏の冷房からくる冷えに一度お試し下さい。

初桜 原酒 古代徳利

江戸時代よりお酒は酒屋に徳利を持っていき、そこで新たにお酒を注ぎ入れたそうです。
現在はお土産として喜ばれるとして、多くの酒蔵で使われる徳利。
初桜酒造でもこの文化を大切にまた、地域のお土産として蔵で造った原酒を入れ販売しております。

初桜の原酒も熱燗におすすめで、温めるとよりお米の旨みが感じられます。
地域の高野山のお土産としていかがでしょうか。

酔人日(すいとぴ) 大吟醸

当時、和歌山県紀北地域の顔とも言われたお酒、酔人日。
「華やかであるが落ち着きのあるスイトピーのようなお酒」として初桜酒造が引き継ぎ、再定義し開発を重ねて復刻しました。

熱燗などには合いませんが人肌燗まで温めていただくと普段と違う酔人日に出会えるかも知れません。
この機会に一度お試しください。